この記事は、３００件以上の建売住宅/注文住宅に販売・相談に携わった「たてぽ（tatepo）の中の人」が、お客様から直接聞いた現場の声をお伝えします。

この記事を作成した理由は、他サイトでのハウスメーカー評判や口コミが【憶測の内容】【事実ではない内容】【人づての内容】が多く、間違った情報が多数存在しています。
私たちは、このような偽記事を排除し、正しい記事や情報をエンドユーザー様に伝えることが一番の目的です。

一生に一度の買い物にあるかもしれないマイホーム作りに失敗しないために、私たちが知っているノウハウや情報を惜しみなくお伝えします！

【大前提】

1. 建物やコンセプトに沿って評価していきます。
2. 「建売住宅」について評価していきます。
3. 担当者の「当たり・外れ」は除外します。

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フラワーホーム建売住宅ってどうなの？

フラワーホームの建売は実際どうなの？ということですが、

お客様の声を一言で言うと「家事導線が考えられた、実用的な、お得な建売住宅」といった内容です。

※最後に総合評価をしています

目立ったCMなどは行っておりませんが、着々と進出エリアを拡大しているイメージです。

元々は、広島県福山市で始まった建売住宅販売でしたが、福山市のマーケットがそこまで大きくないので、今では、隣の広島市と岡山市がメインエリアになっています。

岡山に進出してきて4年ぐらいになるのかな。

フラワーホームの建売住宅は「ルルーディア」という名前です。

最初は「県外から建売専門の工務店が進出してきた」というぐらいで思っていました。

価格も安価で室内外はとてもオシャレで、お客様からも好評でした。

しかし、販売や案内をしていくうちに「県外のローコスト住宅」という位置付けにダウンしちゃいましたね。

その理由として、
プロからみると「○○は露出はないよね」「○○の保証はほしいよね」といった、見えないところで他社と比べると劣っています。

フラワーホーム

広島本社

所在地	〒733-0037 広島市西区西観音町18-4 3F
電話番号	082-297-6767
メール	bjc@flowerhome.info

福山支店

所在地	〒721-0975 福山市西深津町2丁目13-14
電話番号	084-983-3981

岡山支店

所在地	〒700-0977 岡山県岡山市北区問屋町11-106-202
電話番号	086-243-6767

フラワーホームの建売住宅の強み・メリット

①特徴的な間取り（４つに分けて解説）

言葉では中々伝わらないので、実際の建売住宅の間取りを見てみましょう。

上記の間取りはルルーディアシリーズの標準的な配置図になります。

もちろん、土地の形状やエリアによって間取りは異なりますが、上記間取りは「ルルーディアさんと言えば」という特徴が盛り込まれています。

この間取り、本当に良く考えられた配置なんです★

図ー①：シューズクローク
比較的、建売住宅用の土地は小さい土地が多いのですが、フラワーホームさんは、40坪以上の土地に建売住宅を建築すること多いです。
つまり、延床面積も比較的大きく、ルルーディアシリーズは必ずといっていいほど、シューズクロークが設置されています。
小さくてもあるだけで嬉しいですね。

・奥様の大量の靴置き場
・子どもの自転車や遊び道具
・幼児用ベビーカー
・ご主人のゴルフバック

などなど、玄関入ってすぐに収納スペースがあるのは本当に助かりますね。

図ー②：ランドリールーム
なんといっても、ルルーディアといえば「ランドリールーム」というぐらい、代表的な設備ですね。
そもそもランドリールームって皆さん知っていますか？
言葉のごとく「洗濯部屋」で、近年は「家事のユーティリティールーム」になっています。
このランドリールームがあるだけで、家事が激変します！

昨今の洗濯の流れは
ⅰ洗濯機で洗濯
ⅱタオル類は乾燥機で乾燥。
ⅲ衣類などは室内で除湿器の下で洗濯を干す。

この背景を生み出したのは複数原因があります。
１：２階以上に洗濯物を持って上がることがめんどくさい
２：ベランダに洗濯が干せない（PM2.5、黄砂など、アレルギー物質浮遊など）
３：電気製品の進化

一度、ランドリールームを使うと、必要不可欠なエリアになってきます。

図ー③：サンルーム
このサンルームも、ルルーディアの特徴的設備です。
室内にベランダ要素を含んだ部屋を設置することで、洗濯物を干すことができます。
ただ、私個人の意見ですが、②のランドリールームがあれば、サンルームは不要かと・・(笑)
他のお客様複数の方も同意見をおっしゃられていましたが、これはフラワーホームさんのコンセプトなので、サンルームを推進していきます。

図ー④：小屋裏収納
この小屋裏収納も、ルルーディアの特徴的設備です。
２Fの廊下から、さらにつながっている階段を上がると、小屋裏収納エリアが出てきます。
高さは1.4ｍ。
子どもの秘密基地や季節ものイベント道具を収納するスペースには嬉しいです。

しかし、近年はコストカットのため、小屋裏収納が無い建売住宅もあります。
また、デメリットとしては、
廊下から小屋裏収納に上がる階段に「扉」が無いため、熱い空気や冷たい空気が吹き抜けていきます。
そのため。エネルギー効率が非常に悪くなること懸念点であり、それなら、私個人としては小屋裏収納は不要かなと思っちゃいますｗｗｗ

②オシャレな内装

建売住宅の中でも、非常にオシャレな内装に仕上がっており、それぞれの住宅に合わせて色味や装飾品を変えています。
低コストでもアイディアをフル活用している、企業努力が集約しています。

もちろん、この辺りは他社さんも真似しようと思えばできるのですが、フラワーホームさんは、営業マンが物件を担当し、各々で徹底管理していることも、お客様の反応も良いのではないでしょうか。

フラワーホームの建売住宅の弱いところ・デメリット

①保証内容が弱い

建売住宅の魅力は「価格」ですが、安かろう悪かろうでは商品は成り立ちません。

その点で、保証内容が他社の建売メーカーより劣っているのは否めません。

耐震に関しては、耐震等級「１」相当
設備保証も、メーカー保証のみ

別に気にしない方にとっては、デメリットではないのでスルーしてください。

②細かなところで「安さ」が見受けられる

物件を知れば知るほど、残念点が見えてきます。

室外の配管は露出で目視できる状態です。
「だから何？」って思うかもしれないですが、通常は配管は地面に埋めるか隠すものです。

また、TVアンテナやカーテンレールは別途費用が必要なことも、飯田グループ方式を採用されています。

コストを安く見せることは特段エンドユーザーにとって良いことばかりではないので、しっかり説明できる仲介営業マンに当たることを願います(笑)

フラワーホームの建売住宅の坪単価について

正直、物価高騰が起こってから、インターネットに記載されている坪単価の金額は当てになりません。

また、建売住宅は「建物＋土地」の価格になるため、各建売住により価格が大きく変動します。

わかりやすく、建物ランクを下記の表に作成しました。ご参考ください。
※シリーズ名をクリックすると、ハウスメーカーの記事が見れます

建物ランク～建売住宅編～

※各ランク50音順記載

ランク	メーカー名	シリーズ名
SS	ヘーベルハウス：	マイデザイン
S	積水ハウス：	コモンステージ
	ダイワハウス：	セキュレア
	積水ハイム：
	ミサワホーム：	プライムライフテラス
	三井ホーム：	シュシュ
A＋	カバヤホーム：	ガーデンアレイ
	昭和住宅：	ストークガーデン
	タマホーム：	タマタウン
	ヘルシーホーム：	tochito(トチト）
	両備ホームズ：	ミジュアリーコート
	ひのき住宅：	ゼロ・スタイル
	ワウハウス：	ソフィスガーデン
A	アーネストワン：	クレイドルガーデン
	タクトホーム：	グラファーレ
	東栄住宅：	ブルーミングガーデン
	一建設：	リーブルガーデン
	ミナモト建築工房：
	ケイアイプランニング：	テラシエ
	よかタウン：	アドブル/フォルム
	秀光ビルド：
	大東リーシング：
B	ナカタホーム：
	フラワーホーム：	ルルーディア
	momoハウス：
	その他：	デザイン重視の工務店

※お客様の声が反映されています。
※年に5件未満の建売住宅は含まれていません。

フラワーホームの建売住宅の規格について

構造

在来工法：主に、柱と梁で建物全体を支え、「木造軸組工法」とも呼ばれ、昔から用いられてきた工法です。

日本のハウスメーカーの9割以上は在来工法を採用医しており、間取りの自由度が高く、リフォーム・リノベーションが容易にできます。

保証

保証	年数	備考
建物	60年	10年毎の更新が必要
設備	メーカー保証	1年～2年
耐震	10年	一般的な保証内容
しろあり	10年	一般的な保証内容
地盤	10年	一般的な保証内容

・耐震等級

フラワーホームは、等級「１」相当

耐震等級とは：その建物が地震に対してどのくらい強いのかを示す指標の1つで、耐震性に応じて3段階に分けられています。

耐震等級１
耐震等級の中で1番低い等級です。
家を建築するためには、この「等級１」の建築基準法を満たしている必要があります。

耐震等級２
耐震等級1の1.25倍の耐震性を有する。
耐震等級2以上からは屋根や床にも耐震性を持たせて耐震設計がされ、災害時に避難所になる体育館、学校や病院などの公共施設は、耐震等級2以上の耐震性が必須となっています。

耐震等級３
もっとも高い耐震等級で、耐震等級1の1.5倍の耐震性を有する。
震度6強から7の地震が起きても倒壊・崩壊せず、その後も軽い補修で住むことができると言われています。
近年、警察署や消防署、市役所等の建て替え建築が行われているのは、この「等級３」を満たすために行われています。

※2016年に発生した熊本地震では震度7の揺れが2回起こったにもかかわらず、耐震等級3の建物のほとんどに被害は無かったと報告されています。

また、建物の耐震性を高めるには下記4つがポイントです。

• 1.建物の重さ：軽すぎると地震に弱い
• 2.耐力壁：地震や風などの横からの力に強い壁のこと
• 3.耐力壁や耐震金物の配置：壁と金物の適切な組み合わせが重要
• 4.床の耐震性能：耐震等級を2以上にする場合、床の耐震性も必要かつ、その使い方やバランスも大切

断熱材

グラスウール：従来は発泡ウレタンを使用していましたが、海外の情勢により、仕入れルートが困難なため、軒並み、断熱材はグラスウールに変更されています。

他の建売ハウスメーカーもほどんとがグラスウールを採用しています。

その他設備の特徴

■家具・家電

家具・家電	有無
ダイニングテーブル	×
ダイニングチェア	×
テレビボード	×
カーテン	×
エアコン	△（物件によりけり）
食洗器	〇
TVアンテナ	×
網戸	〇
カーテンレール	×
カップボード	×

■ガス仕様・オール電化仕様

フラワーホームはオール電化を採用しています

オール電化はメリットもデメリットもあるので、一長一短です

※近年は電気代高騰によりオール電化住宅が少なくなっています

しかし、物件によって都市ガスを採用している物件もあります。

詳細はお問い合わせください。

まとめ

総合判断ランク：　７．０点

総合点が「７以上」なので、エンドユーザーの印象は非常に良いです。

物件の供給も近年は非常に増えて言いますので、ご紹介しやすい環境になって生きています。

フラワーホームのコンセプトは昨今の需要と供給がマッチングしている建売住宅だと感じます。

ただ、フラワーホームの情報ってあまり出ていないので、詳しく聞きたい方は、弊社までご連絡下さいませ。

良いことも悪いこともお伝えいたします。

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